2010年11月28日
太陽
っぽく見えるでしょうか・・・?

私の最も敬愛するアーティスト平井堅さんが、先月発売したシングル『Sing Forever』のカップリングに収録された曲が『太陽』。
その『太陽』を聞きながら作った一皿です。
実は結構前に作ったので、何を作ったのかよく覚えてません・・・
たしか、豚肉をオイスターソースで炒めて香菜をのせたと思います。
赤いのはパプリカです。
『太陽』と言う楽曲からインスピレーションを受けて作りました・・・・・
と言うと、かなりかっちょいいのですが、赤パプリカを細切りにしてテキトーに皿に広げたら全く見栄えがよろしくなかったので、きれいに並べてみたら結果的になんとなく“太陽”っぽくなった・・・と言うモノです
この『太陽』と言う曲は、新国立美術館で開催中のゴッホ展のテーマソングとして平井堅さん自身によって書き下ろされた曲です。
先週、そのゴッホ展に行ってきました
ちょっと前まで、個人的にゴッホにはあまり興味がありませんでした。
今までいくつかみたゴッホの作品にはあまり感銘を受けるものがなかったからです。
しかし、それがこの夏に行った別の展覧会でみた一枚の絵で変わりました。
以前ブログにも書いたオルセー美術館展でみたゴッホの『星降る夜』です。
夜空や海の藍に、光がきらめきます。
かなり誇張されて藍の空に描かれた星と、対岸の街灯(?)とそれが映る同じく藍の水面、それらが不思議と私を絵に惹き込んでしばらくそこを離れられませんでした。
ゴッホが本当に好きな風景だったんだろうなぁ、と言うのが伝わってくる絵でした。
あんなに感銘を受け絵は今まで見たことがありません。
でも、今ネットで画像をみたら、全然あの絵のよさが分かりませんねぇ。
昔、芸術を専攻していた友人が、名画の写真やレプリカは本物とは全く別物だ、なんて言ってましたが、その意味が今やっと分かりました。
やっぱり実物を観ることは大いに意義があるのですねぇ。
と、言うことで、ゴッホに対する思い入れが一変してしまったので、今回のゴッホ展もみに行く運びとなった訳です。
今回のゴッホ展では『星降る夜』は来てませんでしたが、ゴッホ作品の魅力を発見できた素晴らしい展覧会でした。
『ゴッホ展 こうして私はゴッホになった』と言う副題の示す通り、ゴッホが画家として大成していった軌跡をたどることが出来る展示内容。
そんな中で、私の気を大いに惹いたのは、ゴッホは補色を多用していたということ。
補色とは、反対の色のことですね。
赤なら緑、青ならオレンジ、黄色なら紫、というような感じです。
となり合わせにするとお互いの色がより鮮やかに見える効果があるそうです。
私も明るい色が好きなので、それしか知らない色彩の知識をフル稼働して洋服を選ぶときなどによく補色を使います。
料理でもなんとなく使ってる気がします。
そんなワケで、ゴッホの作品が一気に魅力を増して迫ってきたワケです。
ゴッホは日本の浮世絵をみて、その影のない絵に、日本は影が出来ないほど明るく太陽が降り注ぐ国と勘違いした、と何かのテレビ番組で言ってた気がします。
その彼が勘違いした明るい国日本に似た場所を求めて見つけたのが、太陽が燦燦と降り注ぐフランスのアルルだったそうです。
ゴッホがアルルで画家のゴーギャンと共同生活をしていたことは知っていましたが、その期間がたった3ヶ月くらいだったと今回初めて知りました。
ゴッホが夢に描いていた同志の画家たちが一緒に暮らす芸術家共同体。
そのゴッホの提案に乗ってきたゴーギャンとの共同生活で、期待とは裏腹に2人の意見が衝突し合い、ゴッホが自身の耳を切ってしまうという有名な事件で共同生活が終わってしまう・・・
と言う細かいことも今回分かりました。
ところで、平井堅さんの『太陽』に話は戻って、この曲を書くために平井堅さんはゴッホに関する文献や映像資料などをありったけ研究したそうです。
ゴッホ展をみに行く前から、いい曲だと思って聴いていましたが、ゴッホ展をみたあとで改めて聴くと、平井堅さんが深く深くゴッホについて研究して、自分なりのゴッホと言う画家の解釈を表現しているのがよ~く分かり、もっと好きになりました。
ゴッホは凄いけど、あんな素晴らしい曲を書いて歌い上げる堅さまもスゴイのです。
パプリカ並べてなんとなく太陽っぽくなっちゃいました~、じゃダメだなぁ・・・
太陽のように輝ける歌い手になれるように頑張らねば!

私の最も敬愛するアーティスト平井堅さんが、先月発売したシングル『Sing Forever』のカップリングに収録された曲が『太陽』。
その『太陽』を聞きながら作った一皿です。
実は結構前に作ったので、何を作ったのかよく覚えてません・・・

たしか、豚肉をオイスターソースで炒めて香菜をのせたと思います。
赤いのはパプリカです。
『太陽』と言う楽曲からインスピレーションを受けて作りました・・・・・
と言うと、かなりかっちょいいのですが、赤パプリカを細切りにしてテキトーに皿に広げたら全く見栄えがよろしくなかったので、きれいに並べてみたら結果的になんとなく“太陽”っぽくなった・・・と言うモノです

この『太陽』と言う曲は、新国立美術館で開催中のゴッホ展のテーマソングとして平井堅さん自身によって書き下ろされた曲です。
先週、そのゴッホ展に行ってきました

ちょっと前まで、個人的にゴッホにはあまり興味がありませんでした。
今までいくつかみたゴッホの作品にはあまり感銘を受けるものがなかったからです。
しかし、それがこの夏に行った別の展覧会でみた一枚の絵で変わりました。
以前ブログにも書いたオルセー美術館展でみたゴッホの『星降る夜』です。
夜空や海の藍に、光がきらめきます。
かなり誇張されて藍の空に描かれた星と、対岸の街灯(?)とそれが映る同じく藍の水面、それらが不思議と私を絵に惹き込んでしばらくそこを離れられませんでした。
ゴッホが本当に好きな風景だったんだろうなぁ、と言うのが伝わってくる絵でした。
あんなに感銘を受け絵は今まで見たことがありません。
でも、今ネットで画像をみたら、全然あの絵のよさが分かりませんねぇ。
昔、芸術を専攻していた友人が、名画の写真やレプリカは本物とは全く別物だ、なんて言ってましたが、その意味が今やっと分かりました。
やっぱり実物を観ることは大いに意義があるのですねぇ。
と、言うことで、ゴッホに対する思い入れが一変してしまったので、今回のゴッホ展もみに行く運びとなった訳です。
今回のゴッホ展では『星降る夜』は来てませんでしたが、ゴッホ作品の魅力を発見できた素晴らしい展覧会でした。
『ゴッホ展 こうして私はゴッホになった』と言う副題の示す通り、ゴッホが画家として大成していった軌跡をたどることが出来る展示内容。
そんな中で、私の気を大いに惹いたのは、ゴッホは補色を多用していたということ。
補色とは、反対の色のことですね。
赤なら緑、青ならオレンジ、黄色なら紫、というような感じです。
となり合わせにするとお互いの色がより鮮やかに見える効果があるそうです。
私も明るい色が好きなので、それしか知らない色彩の知識をフル稼働して洋服を選ぶときなどによく補色を使います。
料理でもなんとなく使ってる気がします。
そんなワケで、ゴッホの作品が一気に魅力を増して迫ってきたワケです。
ゴッホは日本の浮世絵をみて、その影のない絵に、日本は影が出来ないほど明るく太陽が降り注ぐ国と勘違いした、と何かのテレビ番組で言ってた気がします。
その彼が勘違いした明るい国日本に似た場所を求めて見つけたのが、太陽が燦燦と降り注ぐフランスのアルルだったそうです。
ゴッホがアルルで画家のゴーギャンと共同生活をしていたことは知っていましたが、その期間がたった3ヶ月くらいだったと今回初めて知りました。
ゴッホが夢に描いていた同志の画家たちが一緒に暮らす芸術家共同体。
そのゴッホの提案に乗ってきたゴーギャンとの共同生活で、期待とは裏腹に2人の意見が衝突し合い、ゴッホが自身の耳を切ってしまうという有名な事件で共同生活が終わってしまう・・・
と言う細かいことも今回分かりました。
ところで、平井堅さんの『太陽』に話は戻って、この曲を書くために平井堅さんはゴッホに関する文献や映像資料などをありったけ研究したそうです。
ゴッホ展をみに行く前から、いい曲だと思って聴いていましたが、ゴッホ展をみたあとで改めて聴くと、平井堅さんが深く深くゴッホについて研究して、自分なりのゴッホと言う画家の解釈を表現しているのがよ~く分かり、もっと好きになりました。
ゴッホは凄いけど、あんな素晴らしい曲を書いて歌い上げる堅さまもスゴイのです。
パプリカ並べてなんとなく太陽っぽくなっちゃいました~、じゃダメだなぁ・・・
太陽のように輝ける歌い手になれるように頑張らねば!
Posted by aria at
00:56
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