だいぶ時間がたってしまいましたが、去る12月18日、ゴスペルのクリスマスコンサートに参加しました。
私が
Nagano Gospel Praise(NGP)でゴスペルを始めたのは昨年の5月ごろ、だったかな?
約1年半、メンバーの中ではまだまだ新参者の一人です。
毎年恒例のクリスマスコンサートも私は今回2回目。
他にもイベントなどでライブをやったりしますが、やはりクリスチャンの聖歌であるゴスペルはクリスマスが一番のメインイベントなのです。
だから先生のRay(レイ)の気合いもメンバーの気合いも普段とは格が違います。
クリスマスライブに向けての1ヶ月くらい、リハ(=リハーサル、毎週の練習をリハと呼びます)の参加率は上がるのはもちろん、みんな声が出るわ出るわ♪
声は出るし、みんなの気持ちがライブに向けて一つになるからハーモニーも響く響く♪♪
これぞゴスペルの醍醐味!!
時どきゾクッとくるほど響きます。
それが最高潮に響くのがやっぱりライブ本番。
今回の会場は、長野市柳原の市役所支所に併設されて、今年春に出来たばかりの
東部文化ホール。
客席の数は300弱。
昨年のライブはありがたいことに満席でしたが、100人くらいの会場だったので、仮に今回客席の半分が埋まれば昨年よりお客様が多くなることになります。
個人的に、そんなにも大勢の人々の前で歌うのは初めてだったので、緊張してしまうのではないかと思ってました。
しかも私は、これまた初めてのソロを歌うことになっています。
さてどうなることやら・・・
コンサートは午後1時20分開演。
午前中に会場入りして、最後のリハーサルです。
会場は思っていたより小さく、これで300席弱?と思って席を数えたらちゃんとありました。
意外に小さいとは言えホールなのでそれなりに広いのですが、PA(音響)を通さなくても自分の声がちゃんと跳ね返って聞こえます。
なんだかそれだけでも安心感があります。
最後のリハも無事終わり、お客様が少しずつ受付にいらっしゃいました。
そして本番の入場直前、Rayを中心にみんなで最後のお祈りです。
このコンサートの成功や、メンバー、お客様など、関わる人全ての幸福を祈る言葉をRayがつぶやきます。
クリスチャンではない私でも、Rayのお祈りはいつも素敵なことを言っているな~と思って聞き入っています。
お祈りが終わり、舞台脇。
司会には、知る人ぞ知るその道のプロ、峯岸さん。
峯岸さんのご紹介をうけ、いよいよ我らが
NGPの入場です。
ステージに立って見ると、観客席は3分の2くらい埋まっています。
と言うことは、だいたい200人くらいのお客様。
緊張するかと思いましたが、メンバーのみんなが一緒なのでそれほどではありません。
程よい高揚感の中、Rayがゴスペルについて、また今回のコンサートについて話したあと、1曲目、"Magnify The Lord"です。
ノリの良いこの曲に、観客の皆様も巻き込もうとRayが客席に向かって立ち上がって手拍子をするよう促すと、皆様立ってくださいました!
素晴らしい!
そして我々クワイアメンバーの歌も相当気合いが入っています!
歌っていて気持ちがいい♪
そして2曲目も歌い終わり、3曲目はカオリさんのソロ "Because Of Who You Are"
彼女の美声が際立つバラードです。
この曲、歌っているとなんだかウルウル来てしまいます。名曲だなぁ。
それに続いて遂にワタクシのソロ "Flow"
カオリさんのソロの直後でハードルが高い・・・
マイクを持って舞台の前に立つと、お客様の存在感が迫ってきます。
緊張でガチガチになってしまうかも・・・
なんて思ってましたが、実際立ってみるとそれほど緊張してません!
みんながついていてくれるから大丈夫!!
みんな、ありがとう!
この日がくるまでの2週間くらい、ずっとこの曲の事ばかり考えていました。
どうしたらこの曲を自分の曲として歌えるか。どうしたら自分らしさをだせるのか。
そんなことを思い、オリジナル曲にないアドリブ的な音の動きを考えたり、詞に込められた想いを少しでも表現できるように詞の世界をイメージする練習をしたり。
そして・・・
やりました!
苦手な高音で声がひっくり返ってしまうところが多少ありましたが、今まで歌ってきた中で一番の歌が歌えたと思います♪
自分の歌に満足できたことなんて今まで一度もなかったので、すご~~~く嬉しいのです!
持てる力を出し切った感じです。
もちろん
NGPのみんなのおかげです。
ソロとは言え、ゴスペルは一人では成り立ちません。
みんながいい歌を歌ってくれたからこそ、私も思い切りソロを歌うことが出来ました。
しかし・・・
力を出し切ってしまって、もう歌う力が・・・
あまり緊張していなかったとは言え、やっぱり緊張して気張ってしまって自覚してる以上に力を込めて歌ってしまったようです。
あの後、もう1曲ソロがあったとしたら、もう歌いきる力はなかったでしょう。
大きな反省点です。
その後、2曲歌って、コンサートの第一部、我々
NGPのステージが終わりました。
第二部は、
NGPとは別に長野で活動しているゴスペルクワイアの
Sparkling Joyの皆さんのステージです。
Sparklingさんのライブは見たことがなくて、今回も直接見ることは出来ませんでしたが、楽屋に少し聞こえてくるソウルフルな歌が印象的でした。
正面で聴いてみたかった・・・
そして第三部は、
NGPと
Sparkling Joy、さらにゲスト数人が加わってのクリスマススペシャルクワイア♪
20人を超えるクワイアです!
(説明が遅くなりましたがクワイアとは合唱団のことです)
やっぱりゴスペルは人数多い方がいい!
クリスマスの定番、メロディーなら誰でも聞いたことのある"Joy To The World"から始まり、アップテンポな曲にバラードも織り交ぜて、全6曲。
ラストは映画『天使にラブソングを』で有名な"Oh Happy Day"です。
"Oh Happy Day"では、曲の最後をひたすら繰り返し、Rayが観客席を動き回って皆様に一緒に歌ってもらうべくマイクを色んな人に向けています。
皆様一緒に歌ってくださって、それはすごくいいんだけど、この曲の最後って高音で相当キツイ。
それをひたすら繰り返し続けて・・・
何分つづけるつもりだぁぁぁ・・・
もうムリっす~・・・と言いたけど、やめられない。
Rayが観客席をぐるぐる回って、やっと戻ってきました。
最後の力を振り絞って歌います。
そして遂にRayが終わりの合図。
なんとか歌いきった!
苦しいけどやっぱりそういうゴスペルのノリは楽しいのです♪
そしてラストのラストに、"きよしこの夜"です。
観客の皆様にも一緒に歌っていただいて、コンサートが全て終わりました。
ステージをあとにして、舞台裏で心地よい達成感とみんなの笑顔!
みんなとてもいい顔をしてました。
今回は温かい観客の皆様に手拍子や歌で参加していただいて、とても楽しいライブでした。
個人的な反省点もたくさんありましたし、客席が埋まらなかったのは私たちクワイアの力がまだまだ足りないということ。
クワイアとしてもっと実力をつけて、さらに良いライブができるように、聴く人に感動を届けられるようなハーモニーを奏でられるように、これからも歌い続けたいと思いました。
お越しくださった上に、歌って手拍子してライブを盛り上げてくださった観客の皆様、ありがとうございました。
応援に来てくれた友人たち、遠くから来てくれた会社の人たちもありがとうございました。
Sparkling Joyの皆さんとゲストの皆さん、一緒にこのコンサートを作り上げてくださってありがとうございました。
そして毎週東京から新幹線で長野まできて指導してくれるRay、いつも一緒に歌ってくれる
NGPメンバーのみんな、ありがとう!