と言うのは、前回のつづきです。
まず、前回の記事で、『クリスマスソングの半分くらいはゴスペル』みたいなことを書きましたが、ゴスペルがどんなモノなのかご存知ない方が多いと思いますので、補足します。
ゴスペルに全く縁にない方のイメージとしては・・・
①映画『天使にラブソングを』で有名な曲『Oh happy day』
②ゴスペラーズのようなコーラスグループ
③部分的にコーラス(合唱)が入るブラックミュージック系のソウルフルな曲(平井堅さんの『Love Love Love』『Sing Forever』など・・・平井堅さんの曲を知らない方すみません)
ブラックミュージックとかソウルフルとか言っても分からない方も多いですよね・・・
でも説明が難しい・・・
ブラックミュージックは、アメリカの黒人によって発展してきた音楽全般で、ヒップホップやR&B、ラップなどが含まれます。
ソウルフルと言うと、アップテンポの曲調に力強い声で歌い上げる感じ・・・でしょうか。
まぁ、だいたいこんなイメージなのではないでしょうか。
と言うのも、私も2年前まではゴスペルには全く縁がなくこんなイメージを持っていたので。
でも、実際にアメリカ出身でクリスチャンの先生の元でゴスペルを習ってそのイメージとは別の、ゴスペルとは何かが見えてきました。
以前のイメージの中では、ゴスペルは基本的にアップテンポでソウルフルなコーラス(合唱)だと思っていました。
しかし、ゴスペルとは、神(キリスト)をたたえる歌、賛美歌で、曲調はあまり関係がないのです。
曲調はあまり関係ないと言っても、ウィーン少年合唱団のような、あんなキチッとした合唱ではありません。
ゴスペルは、アメリカ系の黒人クリスチャンが、自分たちのアレンジで歌った賛美歌だと私は解釈しています。
だから、ポップス調の曲も、ソウルフルな曲も、バラードも、色々とあるのです。
自分的に分かりやすい表現としては、R&Bの曲で歌詞が賛美歌、です。
R&Bが分からない方には全く分からない表現ですみません・・・
ゴスペルの解説がずいぶんと長くなってしまいました。
さて、本題の「ただのラブソングではないラブソング」について。
ちょっと前に、ラジオでたまたま流れていた曲がとても良かったので、CDを探して買ってきました。
Gordon Chambers (ゴードン・チェンバーズ)のLove Stories と言うアルバムです。
このアーティストは、特にゴスペル専門のアーティストではなく、R&Bのアーティスト、だと思います。
でも、彼もクリスチャンのようで、このアルバムにも数曲、キリストをたたえる歌、ゴスペルが入っていました。
それを聴いて、ハッと気づいたのです・・・
長くなったので、つづきはまた次回・・・・・
引っ張り過ぎ・・・・・・・・・