恐怖の標高1700m

aria

2010年11月04日 00:25

紅葉をみに、またアホな事に無謀なところへ行ってきました。

湯の丸高原です。

標高2000mの高峰高原と同等にキツイ登りです。

前にもチラッと書きましたが、高峰高原に車で行ったら、エンジンがうなりまくり。
こんな坂をチャリで登るのは狂気の沙汰だなぁ・・・と我がアホさをしんみり感じていました。

そして今日、湯の丸高原です。
標高1730m。
最大標高差1000mちょっと。
高峰は標高差1260mのようなので、やっぱりあっちの方がちょっとキツイみたいですね。

にしても・・・

どっちも本気の登りに入ってからの平均斜度9%近い・・・

やっぱり狂気の沙汰です。

ま、そうは言っても、こぎ続ければいつかは頂上に着きます。



スキー場を横目に群馬県側の写真です。

秋空がとても綺麗でした。

向こうの山の紅葉も中々キレイだったんですが、いかんせんEXILIMケータイではその美しさは映りません。
いや、腕の問題か・・・

しかし、本当のアホさ加減は、登りきったあとに発覚しました。

下りは死ぬほど寒い・・・・・・・

標高1700mの山は、下界とは別世界の寒さです・・・・・・
下ですらもうかなり寒いのにねぇ・・・・・

ちょっと考えてれば分かることだったのに、防寒用品はウィンドブレーカー1枚しか持って行きませんでした。

上半身はウィンドブレーカーで何とかなりますが、一番の問題は『手』。
下り始めてすぐにかじかんでしまって、ブレーキがマトモに握れません。

しかも、下りの傾斜はハンパないので、ブレーキ全開でかけなきゃいけない・・・

あまりにも危険・・・

スピードも危険だけど、手が季節はずれの凍傷になりそうだったので、やむなく、パンクした場合の作業用に持っていた軍手を装備しました。

ゴムのイボも何もないドノーマルの軍手なので、ブレーキレバーが滑る滑る

手の寒さはかなり和らぎましたが、ブレーキ握ってる手が滑りそうで、ひび割れてガタガタの道を下るのは怖い怖い・・・

和らぐとは言え、手のかじかみ具合はそれでもかなりのモノです。

ブレーキを握る力はやはり通常よりかなり弱い・・・
軍手の滑りと握力の低下で、いつものようなスピードで下るのは危険過ぎるので、ずっと力いっぱいブレーキ。

なんの楽しみもない下り坂・・・

と言いたいところですが、楽しみは景色です☆



下りの途中でハッとするような雄大な光景に出会いました

信州はスバラシイ!

山の方を振り返ると、紅葉が美しい!



やっぱり写真には映らないのがザンネン無念・・・

そしてこんな風景も。



実際のところ、山頂付近はもう紅葉がほとんど終わってしまって、ほぼ冬模様で、あまりキレイな景色ではありませんでした。

山の中腹の辺りが一番見下ろす景色も紅葉もキレイ。

あんな苦しい思いと極寒の思いしてまで山頂に登ることなかったなぁ・・・

標高の違いでいろんな季節を同時に楽しめるのも信州の良いところですかね~